昭和50年頃、田舎のお祖父さんが、祖父に、ちょっと預かってくれ、と言われたので、池のある木がたくさん生い茂った庭のところに、西宮市だったのですが、青大将を飼っておりました。
確か、犯罪心理医学研究をしていた祖父の従兄弟が、なんだかの原因を調べないといけないから、獣医で、弁護士で、医師で、なんだかの国際免許を持っており、エチオピアの王様の侍医もしていた祖父に、結局手を借りることになり、続けて、田舎から白い青大将を持ってきた祖父の従兄弟と、田舎のお祖父さんが、「それいけ。」と言わんばかりに、時間のあった家の犯罪者のところに押し入ったので、しばらく青の青大将と、白の青大将が、木に絡まった上で生活しておりました。
なんでも犯罪ではなく、おとなしいので、大丈夫だよとは母が聞かされておりましたが、庭に青大将の青と白が住み着いていた上での出産で、血のつながらない従姉妹は、叔父と共にその様子を見ていたので、私が彼女や彼らと会うと、なぜか白い蛇の話で盛り上がっていたので、話が分からず、「白といっても、青大将だよ。」というと、必ず財布からその蛇が脱皮した時の白い皮の抜け殻を持っていたので、蛇がいた頃にその蛇のいた家の部屋で、お乳を飲んでいたとかいう裏付けがあったりします。
そのくせして職業欄ではお金持ちになれない学部出身なのですが、割とお金は今でも不動のものを持っていたりして。
あんまり、持っていくお金やおつりにどうしても困ることはありません。
今は、青大将が、庭の木にぶら下がっているということは若干見られなくなりましたが、段上町の家では、4年間くらい、居座り続けていたようで、お腹がぶらんと下がっていて、金木犀に絡まっていた光景を見ていたのをよく覚えています。
アメリカに行って、錦蛇を首に巻いた写真を見せてからは、家から青大将が忽然と消えたわけなのですが、どうも我が家の教育方針だったらしく、恐怖心を植え付けて、安心させるよう、声かけをすると、他のものも安心するとか、なんだか理由があったように思えたのですが、アメリカ錦蛇を首に巻いた写真を見せると、効果も薄れるとかで、青大将は田舎に返されたとか。
六甲で青大将の噂を聞いていませんが、あまりなく、猪が出るという噂も、ゴミに網をかけることによって、多少収まりかけたようです。
そういえば、猛獣使いになりませんか?と、生物学科で勧誘されたことがある。
草っ。
この間、ダイヤモンドの粉で人を殺した中国の皇后の話をしたのですが、あまり人が驚かんということで、インドから帰ってきた大叔父が、コブラに噛まれて死にそうになっていたところを、現地の人に助けてもらったという話を過去していたことがありました。
コブラの赤ちゃんは、卵にいる時からあの形をしていたとかいう話で、親近感を持ちましたが。
それはそうと、コブラに噛まれても、大道芸人は、死なないとかで、理由を聞くと、コブラの首のところにある毒の腺を切り取って、抜くので、毒なき大道芸人の、芸とかで。
あまりコブラを恐れなくなりました。
なので、中医学を見ても、統合失調症の人が、蠍の体が入った酒の液体を飲んでも、死なないと聞いても驚かなくなったような。
プラセボかな?と思ったんですが、きちんと治るようで。
一回でもいいから、トランプ大統領が、メキシコに壁を作る前に、現地に行って、その酒を飲んでみたいものです。
死ぬ前に。
来年のことを言ったら鬼が笑うとか言いますが、来年は巳年。