だいぶ前から、いつもお世話になっておりますクリニックの先生から、診察の時間変更があり、やっと、金曜日の初金の御ミサに行けることになった。
ここの近所のカトリック神父様は、お気に入りで、最初の赴任してきてからの自己紹介文が、当時の私には珍しく聞こえ、「僕、人の顔と、名前が一致しません(ので)」だったので、若い頃、若気の至りで、悪いことをしてきた私には、(助かった)の一言。安堵した。
上智のイグナチオ教会からいらして、たまたま、イエズス会の管区長様がおいでになられた時、「良かったら、お話しに来てください、コーヒーでも飲みながら。」と仰ったので、ついていった。
色々お話をしたのだが、たしか、映画の話で、何が好きですか?との問いに、「空飛ぶ教皇様かな?この間、新しく教皇様になられた方の半生が、映画になったのを、御受難会のシスターのところで、拝見したのですが。」というと、お喜びになられた。
そのあと、静かに、「今のマイブームは、ゴジラ-0.1なのですけれどもね。」と、言って部屋を退出。
今度、11月に再放送をするらしい。
人間関係は、すこぶる良好で、この間、別の方から、イーライリリーの、リウマチ治療薬、オルミエントを紹介していただいた。
効きそうだね、お母さん。
と、母リウマチ。
紹介してくださった方が、とても良い方で、今度、教皇様のカレンダーを購入しようと思っている。
家に一旦帰った後、身体中が汗びっしょりで、一旦シャワーを浴びた。
2回も入ると、水道代が跳ね上がるので、クリニックの帰りは泣く泣くタクシーで帰ったのだが。
さて、診察中、鬱で向かったので、流石に診察室に入るのは嫌だった。
話を聞いていただいて、普通に、仕事中の茶柱の話と、山の家の話をしたら、結構ハレノヒの話だったので、医療事務のお姉様がすこぶる笑顔で送り出してくださった。
薬の処方箋を提出しにお隣へ行くと、今日は待ち時間が15分くらい。
穴場…と思い、中で待っていても良かったのだが、「ちょっと外に行ってきます。」と申し伝えた後、六甲八幡神社に、森林浴しに行った。
待ち合わせが、350円の半端な数だったので、今日は大きな御神籤をひけず、
水みくじをやった。
水晶みくじですね!と、巫女さんに言われて、「あっ、そうか。」と、「はい。」と言ったんだが、(巫女さんアルバイト募集中)との周知文に、(49歳では無理か…)と諦めた。
こんな図が頭に浮かんだ。
オイラーの定理の数式も浮かんだ。
フェルマーの定理の小定理も頭の中に浮かべた。
今日は、山本先生が、昔学長になる前に、私が出した、全部五本線真っ黒を目指して、気合を入れて、(よし)と、放り込んだんだが。(ちなみに、私は学長は狙ってません)
赤を一本出してしまい、初心貫徹とはならなかった。
次に回していたところ、高齢者のカップルが隣にいて、
「あんなに、あの女、裏表が激しいとは思わなかった。」とのつぶやきに、
(えええええ、私のこと?)
と、動揺してしまった。
前日、有島武郎の「或る女」を読みたくなって、結構神経は繊細。
動揺し、
本当に底なし沼にハマったような錯覚におちいる。
水晶の玉は、とても綺麗な螺旋を描きながら加工しており、物理の法則って、こんなにも綺麗だったかな、と、均衡関係に、少々神秘と、感動を覚え、振動しながら落ちていく水晶の様を、(電子ってこんな感じかね)とうっとりして眺めている様は、中国史でいう、井戸に顔を突っ込み、(底が深いわね)と思う姿勢に異ならず。
やっと底にたどり着いたか、と思う瞬間は、時を永遠に感じた。
赤だったが。
黒でなく、激しく後悔。
続け様に、4本やろうと思ったのだが、3番目あたりで、「もう4回?」と勘違いしたんだか、正しく4回やったんだか?
最後の一本が、赤だったか、黒だったか、うっかりしておって、黒かな?と、三十三番、と、確認したところ、ふと、襲った若年性痴呆症に、睡眠不足が重なり、瞬間的に底に落ちた時点で、「私の24年間を返して。」と脳裏をよぎった。
最後の一本は黒であったように思えたが、それが3本目か、4本目か、分からず。
カラーンと音を立てて、同時に黒と来た時には、(もうあかん)と思ったわけであるが、結果を巫女様のお姉さまに頂戴いただくと。
逃げるが勝ちと出てきた。
三十六計逃げるに如かず、南齊書を思い出した。孫子三十六計。今、夜が開けたが、昨日、夕食は精進料理で、途中お酒を飲んでいた父と大衝突。
寝たふりをして会話からそれ、逃げた。
母にしばらくして、crazy cocoの動画を見せたが、精神論でないとかで。
F1に精神論を求める母など1人であろうと、苦労した。
助けて、損得勘定。
商売人の娘としてはあるまじきこと。
医師の娘ですよね、と、朝から3回近所の人に言われた。
そんなにひどかったのか?私のカエルのTシャツ…。
正式な格好をして、いらしてください神聖な場所に、ラフな格好で行ったのが悪かったのか?
今年のオリンピックで、無課金おじさんが、射撃でメダルを取ったことも頭の中をよぎった。
余談なのだが、この一連のレスパイト(安いもんだ。昼食もやきそば弁当と、パクチー入り日清カップ麺トムヤクムン)のあと、関節全体が痛くなり、タクシーに乗ったんだが、日本の医師など、タクシーの運転手さんが取ればいいんではないか?と思うような事実があった。
なんでも、ドライバーさんのお話では、18人くらい近所の小学生が地獄坂を歩いているところを突入して、観察して気がついたことをおっしゃっておられたのだが、7割、8割、全員メガネをかけており、将来レーシック手術が必要な子供達の予備軍ばかりが下校していたので、心配になったとか言う。
コロナで、パットを使っているからでしょうか?レーシック手術必要ですよね、と、朝方、実光歯科とやなぎさわ眼科の間を通って、通院したので、ふと、そのような考えが浮かんだんだが、タクシーの運転手様の話によると、遅かれ早かれ、老眼が私たちの世代は進行するとかで、タクシーの運転手さんも、老眼で激しく大変らしいとかで。
スルーされたのだが、レーシック手術を行うと、60歳以降の白内障の手術がどうもうまく行かないとか。角膜を二重に今から作るわけにも行かず。
最後に、やっぱり、老眼は大変ですよね、というと、早かれ、遅かれ、誰にでも襲ってきますからね、はい、レシート、と、渡され、本当に大変な世の中になってきたとその時思った。
父も、ほんまにそうやね、と、同調してくれたわけなのだが、なんとか、中之島の西村さんに作って頂いたメガネで今年もしのいでいるような気がする。
えらい由々しき問題にぶちあたった。