1990年代に、続々とロイヤルウェディングが開催された年、学校では、創立記念というイベントを無事終わらせることができたという点で、「おつかれ。」「おつかれ。」と、退散するように生徒が去っていった。
これ以上イベントがない国に行きたいと願っていたのだが、どこの上級学問所でも、創立を一斉に祝う事があり、出来たら、イベントをやりすぎで、もうええわという、老人の男性が多い、創立年数3桁台のところとか行きたいわね、と、本当にイベントは要らんわと、駄々を捏ねていたころ、高校では、海を渡るのにお金がかかるけど、日本より古い学問所があるわよ、と、しれっと冗談を言える担任に、どこさ?韓国?と、タメ口を聞くと、イギリスとか言うんで、国教会は宗派が違うからと、断ると、イベントが無い割と日本の古い大学を祖母から紹介されて、そこに行った。
祖母は、割と昔から特技があって、菜箸(高い長い箸)で、蝿を掴み取ることが上手く、繰り返していたら、上達するわよ、と、虫を掴んだ菜箸で、蠅を潰し殺し、一旦布巾で拭き取った後、おでんの鍋にそそくさと入れたので、高橋お伝と、からかったら、辛子買ってきてと言ったので、にんじん入りの濃い関東煮の辛子入りが出来上がった。
さて、高橋お伝って、男の人を殺しまくった女の人で、阪大でホルマリン漬けになった人だったっけ?と言うと、高橋お伝の息子が、医師になった後、東北の芸術家をやっていて、失敗し、無一文になって、やっと帰ってきた話を父がして、電話で、久しぶりと話す相手の声を聞いて、誰だろう?と、問いただすと、高橋お伝の息子と言ったので、妖婦の男息子か、と、話がそれた。
高橋お伝になる気はある?と聞かれると、プロはいつかなりたいと言うだけで、いつかとは断定しなかったのだが、うーん、なるのもどうかな、世間の噂の火種は厳しいからというと、祖母は、人の噂も75日と言ったので、一回高橋お伝になる経験をしなさいと家から送り出してくれた。
そもそも、高橋お伝が、誰であるのか私は知らない。
そういえば、ロイヤルファミリーに結婚する人が出てきて、赤ちゃんが産まれないんだけれども、と、相談すると、みんな高橋お伝ごっこをしていたわけだから、誰かが、犬を飼ったらいいんじゃないか?と言った一言で、犬?いいね、可愛がるし、とか、言い出したんだが、高橋お伝ごっこを続けていた人が、徳川綱吉の躊躇いかい、と、ふてくされたので、犬公方になっても困るな、桂昌院もいたし、と、高橋お伝ごっこは続いた。
ほんまにそんなこと言ってると、高橋お伝になるで、と、祖母が突然呪いをかけたが、みんな高橋お伝ごっこを続けていたので、ふと、犬でいい、犬で行こう、と、そんなふうに話は高橋お伝ダイナリーで続いた。
理由を考えてみたが、犬という理由がよく分からない。ベトナムでは、犬を食べる習慣があるが、犬を食べると懐妊するのか?とか、言う無知な人もいるので、多分四物湯のことかなと、ふと思った。
四物湯というのは、ベトナム人が本当に犬を食べる前、あまり貧弱だと肉が美味しくないし、料理にするなら、結構おいしく食べたい、なので、虚弱に弱った犬に四物湯を優しい人に犬に飲ますように勧めたら、そいつが危険を被せられたと気がつく前に、夜明け前に殺傷して、薬を飲ます罪を優しい人に被せて、その人が去ったら、その元気になった犬を、おいらたちは食ってしまえ、んで、犬は?と、優しい人が問いただしたら、食っちまいました、貴方のおかげで、と言えば、犬を殺した手筈に加担したと気がつく上で、二度と薬に手を伸ばそうという気も起きないし、世間は厳しいものなんだということを経験させてしまえ、という、裏の声があるので、知らなくて犬を食卓に運ばれたからと、食ってしまった人は、四物湯も同時に食ってしまったわけだから、どこぞで悪さしたら、懐妊でもして、悪さを自ら証明することにもなるぞ、と、神の力を助ける技も繰り出し、簡単に結婚させることなど、させるものか、と、女の人はビジネスで、ベトナムには入れないというシステムが出来上がっていたりする。なので、懐妊しても中絶は絶対にできないようになっているとか。最初はフィリピンで鳥を食べるために四物湯を食わせると聞いていたが、人間に与えることはそもそもなく、不貞を働いた女性は、同行者の男からリンチや蹴りを入れられるとか、あったとかいう。
さて、昔からあった方法なので、逆の発想で、日本では食わせたらいいんでは?と、簡単に言ったのだが、妊娠をすぐに望まない人もたまにはいるらしい。人生を謳歌したいとかで。
高橋お伝の話は、懐妊したければ、ベトナムの犬を食ったらいいという話が、いつの間にか、犬を飼ったらいいの、話に変化しており、しばらく説明する人も人によっては躊躇う人も多かったので、結婚してから長い事懐妊の話は到底ロイヤルファミリーにはなかった。
犬を食う習慣が日本にはないんで、と、現地の人に申し伝えることを忘れていた高橋お伝Aがいたことも忘れてはならない。
忘れちゃって、生まれなければいいという高橋お伝Bもいたとかいう話。
さて、男の子が産まれなければどうなる?と、高橋お伝ごっこを続けていた年配の男性が親戚の中でいた。
現実的なことをと、他の高橋お伝C、Dが口を揃えて反論したが、万が一ってこともあるよね、と、別の対策を講じる羽目になった。
綱吉の次の将軍は?と、調べている間に、「おまるって何?」と、外国育ちの高橋お伝Eが言った。
がちょうでしょう。
あひるだったかな?
と、さまざまな意見が飛び交ったが、誰もプラスチックという物質で作られていてと説明するものはなかった。
トイレでしょう?
ということになったが、四物湯が分かっているのに、おまるの意見にそっと近づいた人はいなかった。
田舎出身を知っていたからである。
ボットン便所でしょ?大人におまるって、きついよね、というと、子供用のおまるが本家のボットン便所にあって、と、話が続いた。
ロイヤルファミリーにベビーが産まれるために、犬を飼うといいという話までは、漢方の話に続けることができるので、説明を講じやすいが、おまるをどう理解させるのだ?と、いうことになり、(本当に真面目に繰り広げられた講話だった。)昔、おじいちゃんが、善光寺のお隣の建物が、雪隠で、本堂と遠ざけないと、不浄なものが飛んでくるので、誰もお坊さんの雪隠がトイレとして別棟にあることを知っている人はいるまい、と言っていたというと、横の山よね、とかいうんで、糞尿を出す私物であることに気がついたのは遠い過去。
そういえば、横山という名字のアナウンサーを増やしたらいいんじゃない?芸能人とか、と、高橋お伝Fが言うと、気がつく人いるかな?と、汗は出るわ、実家に移さなければと、それはみんな走り回っていた。
さて、今日、こんなに横山という苗字が増えたのは真新しい。皮肉から起こった話であるのに、本当になるとは。芸能人もいれば、右翼もいるし、山口組暴力団もいる。
懐妊になるかなと、それは漢方の深いところの話まで迫った。
さて、ここには一つミスがあったのだが、気がついていない。
雪隠のアイディアを話し合って、懐妊を促そうとした最後の桂昌院のアイディアは却下された。
懐妊の兆しが全く一向にないからである。
横山がトイレという仏教俗語を知っている人は少ないんではないか?高山が偉い人だという話はアジア圏では通用するが、横山は無理かな、という意見も続出。
実際に、話が別方向に向いて、同性婚が出てきたり、LGBTQが産まれてきたり、夫婦別姓が言われ出したり、かえって少子化を促したとか、やりたい放題になってきたので、週刊誌ネタかと、高橋お伝はお伝らしくなってきたと皮肉。
犬と横山対立の話でどっちが上かということになったが、それとなく夫婦関係を促す方法は、ベトナムの犬説に軍配が上がり、国連が、性別男女差別を日本が醜態依然と繰り返していると横山非難が続出。
おまるって何?って、聞いてきた方が悪いという話になったが、夫婦関係をおまると表現した先代もすごいと思ったが、どちらにしろ、両者の提案を宮内庁に提出したものは、もっとすごい話を知っているので、くわばらと、懐妊を避けて、本人は独身。他の人たちは結婚したのだが、横山の話が酷すぎたので、離婚やあってはならない出来ちゃった結婚とか、道で知り合ってゆきずりになったのという女の人を家に入れる老夫婦とかでだしてきて、もっと上の老夫婦を怒らせる羽目になり、あそこ夫婦の家族は絶対に野合が違うから家の敷居の上を跨がないでくれという夫婦が増大し、気がつけば、人に迷惑をかけていることに気がつかない若い夫婦が大勢出てきたので、晩婚化、結婚を否定する人、ブルジョア嫌い、離婚肯定派、少子化、産婆減少、小児科、産婦人科の医師減少と良からぬ世代を生み出してきているので、何故かなと思ったら、横山の名前を握るという方は、男の人の陰茎を女の人が握りつぶすことになるので、触っちゃいかんという、一度は経験して学んでから世直しや、出戻り選挙当選などをした方がいいという、後から学んで分かる後天的学び教室を多数の高橋お伝がいく人も学んでいたとかいう話で、笑い話といえば、気がついた時には遅く、世の中を見れば、少子化がすすみ、世間の波はどんどん悪くなる一方であるとかいう話。
コントだったが、実話になったとかいう話で、昔の落語や漫才は面白かったということ。
実際、子供はそんなに生まれておらず、話を作った人、出てこいという、責任を取る話に繋がるのだが、みんな高橋お伝と仮定して話をしようというところが、悪人の手によってつけられていた盗聴器から漏れており、高橋お伝らは、白々しく、なんのこと?高橋お伝だったから、当然でしょというオチがある。
人の話をちゃんと聞けば良かったのに後悔ということになっていた今日この頃であった。
盗聴器つけた人に罰則ということを目的に話し始めたことが、噂話を広めた人が頭からすっぽり抜け落ちていたらしい。
名より実ではなく、本当に顕示欲の話であったのであろう。あまりいい話は今のところ聞いてない。
噂ってすごいなと思った。火のないところには煙は立たず、梨花に冠を正さずとはよくいうものの、飛んで火に入る夏の虫と気がつく人もまだいない。