職業訓練所を卒業する前、ある人と話していたのだが、三宮を歩かない理由を聞いていた。すると、「知っている顔に出会うから。」と言っていた。
やはり、人見知りが激しい人っていらっしゃるわけで、理由がわからないとか、それだけの理由で?と、ビギナーズラックで話題がそれたものの、あとから非常に理由がよくわかると感じたことに、やっぱり、彼の言っていることは当たっていたと思わざるを得ない。
私もその話を聞いたときから、外に出れなくなった。むしろ家にいたほうが多かったような。
時々、その不思議な一言を聞いてから、偶然誰かに会うことが多くなり、毎回それに意識していると、身が持たないよ、来る人拒まず、去る人追わず、皆受け入れなきゃ、と、ある日母に言われた。
ツイッターのこんな画像があったんだが、全員みなウエルカムってとこだろうか?桜インコの数からして繁殖にネ申を感じる。
さて、「あら?なんでここにいらしたんだろう?なぜここをご存知?」と思うことが、社会に出て多くなったが、よく考えれば、そう思う相手の方が、昔からここナワバリで、という方が多くいらっしゃり、動物社会学や動物行動学ではないが、みな、道しるべホルモンを出して歩いているんだろうか?と、思いきや、人口が減っていただけの話で。
ところどころ、人生の節目でお会いする人って、リストができそうな気分。
母からは、なんで、知っているなら、ご挨拶しないの?と、言われるが、回数が多くってそんなもんじゃない、と、話すると、フーンで終わっていたりする。
光の君への話で、倫子や、赤染衛門に、激しく嫉妬される藤袴の藤式部の話で、「あんなちょっとだけのことでも、問題視されるのか?」と、じゃあどうやって古今和歌集が出来たんだという問題になるんだが、あれは、昔の皇室ムックや、女性週刊誌みたいなもので、付き合っているやつ、全部バラしちゃうぞ全集だったのかな、と、今では動詞の活用系を思い出さなくてもいいので、読めば笑える。